メルカリで得た売上金はどのように活用していますか?多くの方がメルペイに変えて、メルカリでのショッピングに利用しているでしょう。
しかし、購入したい商品がメルカリ内だけにあるわけではありません。例えば、Amazon、ヤフーショッピング、ラクマなど他のオンラインショップで気になる商品を見つけたとしても、メルペイでの支払いができない場合があります。メルカリでの売上を他の電子マネーへと変換できたら便利ですよね。
今回は、メルカリの売上をPayPayに転送する方法や、メルペイを最大限に活用するコツを詳しくご紹介します!
メルカリ売上金をPayPay残高に変換するには「メルペイ → 銀行 → PayPay」
メルカリでの売上金をPayPayに移す便利な方法は、売上を一度現金化することです。
操作手順は次の通りです:メルカリ売上金を自分の銀行口座へ振り込み、次にその金額をPayPayにチャージします。
- メルペイでの「振込申請」を行い、売上金を銀行口座に振り込みます(現金化)。
- 銀行からPayPayへのチャージを行うことで、メルカリ売上金をPayPay残高に変換できます。
【メルペイ「振込申請」の手順】
- メルペイアプリを開いて、画面下部の「振込申請」をタップします。
- 振込先の銀行口座情報を入力し、「次へ」を選択します。
- 口座情報を確認し、「はい」を選択します。
- 「振込申請金額」を選び、必要な金額を入力します。この際、振込手数料200円を加算してください。
- 「お急ぎ振込」を選択し、利用しない場合はそのまま、利用する場合は追加手数料200円が必要です。
- 「確認する」で詳細を確認後、「振込申請をする」をタップして完了します。
【PayPayへのチャージ手順】
- PayPayアプリを開き、「チャージ」を選択します。
- 「チャージ方法」で銀行を選び、チャージしたい金額を入力し、「チャージする」をタップします。
この方法では、銀行振込を介してメルカリの売上を効果的にPayPay残高に変換できます。
メルペイを活用するコツはそのまま使うこと
メルペイから銀行口座への振り込み手続きには、金額に関わらず200円の手数料が必要です。この手数料は、頻繁に振り込みを行うとトータルでかなりの額になるため、無駄を避けるには一度に大きな額を振り込むのが賢明です。
しかしながら、手数料を全く発生させない最も効率的な方法は、メルペイ残高をそのまま利用してしまうことです。メルペイ残高は有効期限の心配がなく、いつでも利用可能です。初めての方は、【本人確認】と【支払い用銀行口座の登録】を済ませておくことで、メルカリの売上が自動的にメルペイ残高に変わります。
さらに、メルペイが使える店舗は増え続けており、コンビニやイオン、イトーヨーカドー、ドラッグストア、ビックカメラ、ブックオフなど多くの店舗で利用可能です。このため、手数料を支払ってまで現金化するよりも、メルペイを活用する方がずっとお得です。
メルペイからPayPayへの直接転送ができない理由
PayPayはヤフーショッピングなどで広く使われており、加盟店も多いため、メルペイからPayPayへの送金が可能だと非常に便利でしょう。しかし、メルペイとPayPayは異なるプラットフォームであり、互換性がないため直接の転送は不可能です。これは、主に競争関係にあるためです。
メルペイはNTTドコモとの提携下で運営されており、決済方法にはバーコード決済やiD決済が含まれます。iDはドコモが管理する登録商標です。
一方で、PayPayはソフトバンクグループによって提供されている決済サービスで、ドコモとソフトバンクは長年のライバル関係にあります。そのため、メルペイとPayPayが協力して機能する日は、現時点では見込みが薄いのが実情です。
まとめ
さて、今回はメルペイとPayPayが直接連携しない理由についてご説明しました。競合関係にあるため、直接の連携は見込めませんね。売上金を銀行口座に一旦振り込んでからPayPayにチャージする方法もありますが、このプロセスは手間がかかり、振込には200円の手数料が必要です。
メルカリでの売上はメルペイを、ヤフオクやPayPayフリマでの売上はPayPayを利用するのが、各サービスを最適に活用する方法と言えるでしょう。それぞれのプラットフォームで得た売上を、そのプラットフォームの決済手段で使うことが効果的です。